かわむら こども クリニック NEWS  平成22年 3月号


200号おめでとうございます!

衆議院議員 郡 和子

 1996年、川村先生がクリニックを開業された次の年、県の「すこやか家庭教育相談事業」でテレビ部門企画運営委員としてご一緒させていただいたのが先生との出会いでした。番組の企画を練ってコメンテーターとしてご出演頂いただけでなく、地方へ出向き講演会や相談会も行いましたが、いつでもどこでも、こども達のすこやかな発達・発育に役立つようにと保護者の皆さんにわかりやすくお話下さって、私もどれ程心強かったかわかりません。診療のほか、夜中までかかって新聞を作り、またインターネットで相談に乗り、さらには子育てサークルも主宰なさるという、当時も、超スーパー小児科医!でありました。
 今私は政治の世界に身を置いておりますが、放送局時代と同じように現場主義を貫きたい思いに変わりはありません。所属は厚生労働委員会。医療や介護や子育て支援、年金や労働など、いずれも生活に密着した問題を審議しているところです。ですから、小児科の現場、子育ての現場で、医師やお父さんお母さんが困っていること期待していることなど、私の“現場主義政策”立案の「知恵袋」のお一人として、今なお、先生にお付き合いを続けて頂いていることに本当に感謝しております。
 ところで、鳩山政権はこの1月29日、これまでの「少子化対策」ではなく「こども・子育てビジョン」を閣議決定しました。「子どもを大切にする社会をつくりたい。子どもは社会の希望であり、未来の力。子どもの笑顔があふれる社会は個人の希望や夢を大切にする社会です。だからこそ社会全体で子どもと子育てを応援していきたい。」と、総理の強い思いがビジョンの最初に掲げられました。例えば、現在1、23%の男性の育児休業取得率をH26年までに10%にするなど、数値目標を掲げて、取り組みが始まることになっています。意気地無しならぬ育児なしの男性が少なくなるよう、何より次代を担う子どもたちが健やかにたくましく育ち、子どもの笑顔があふれる社会のために私も力を尽くしたいと思っています。
 最後に、川村先生が前号のNEWSでお書きになっていた髄膜炎を予防する小児Hibワクチンや肺炎球菌ワクチン、そして子宮頚がんを予防するワクチンなどが次々承認され、接種への公費負担を望む声が大きくなっています。予防医療の時代に入った日本で、これからもしっかり取り組ませて頂くつもりです。これからも、ためになる情報満載のクリニックNEWSを楽しみにしております。


郡和子さんと院長

「全ては子ども達のために!!」 郡さん、お力添えよろしく御願いします。


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