かわむら こども クリニック NEWS  平成19年 4月号


大変お世話になりました

青葉区川内 早坂 由美
 転勤で仙台を離れる事になり、言葉では言い表せない程お世話になった「かわむらこどもクリニック」への想いを是非伝えたいと思いペンをとりました。
 はじめてクリニックに伺ったのは娘の2ヶ月健診で、時の経つのは早くあっという間に娘も2歳5ヶ月になりました。お世話になった期間は短いのですが、本当に濃厚な想い出ばかりです。ご存知の通り、先生の理念である「母親の不安・心配の解消」は、子供を持つ親として本当に救われる事ばかりです。クリニックに通院する事はもちろん、HPの小児科ミニ知識は先生に診察して頂いている気分で読む事が出来、沢山の項目を何度も繰り返して読んでいます。
 私が一番お世話になったのが、帰省の時です。私の実家は沖縄の離島。島からは船に乗って隣の島の病院に行きます。いつも長期間帰省する私と娘は、かかりつけ患者さん専用のメールで相談が出来る事で、何度も助けられました。あれは去年の11月、突然娘の右膝に水ぶくれが出来てしまい、様子を見ていたら太股にも広がりました。これはただ事ではないと思いましたが、もう船の時間は無いし…と焦ってしまいました。そこで携帯から写真を添付し先生に相談をすると、「とびひ」でしょうとの事。急がなくていいことを知り、翌日に安心して皮膚科を受診することができました。診察結果を先生にメールで報告しましたが、離れていても、このようにかかりつけの先生に遠隔診察をして頂くことによって、不安や心配は一気に解消したのでした。同行した同じ歳の娘を持つ義姉が、送信されてくる先生直々のメールに驚きと感動で随分羨ましがられ鼻高々になった私でした。それもこれも激務をこなしながら、理念を貫く先生の姿勢に改めて、偉大な先生だと感じたのでした。昔では到底考えられない、ネット・メール社会という便利な世の中と、柔軟な対応をして下さる先生にいつも感謝しております。
 「感謝」と言えば、「お母さんクラブ」の存在です。先生をはじめ、スタッフの皆さんの手作りによる勉強会、そしてクリスマス会などは、本当に素晴らしい企画ばかりでとても楽しかったです。クリニックに先生に逢いに行くときは、体に何らかの不具合がある時。だから必然的に楽しい話をしている場合じゃないのですが、クラブでは普段聞けない些細な事や、医療以外のお話でもOKの場所です。いつも身近に感じるクリニックの存在ですが、クラブに参加した事で、また一層距離が近く感じられました。友達ともよく話をしますが、「先生もスタッフの皆さんもいて、ここは本当に何が起きても一番安心していられる所だよね」と話した事がありますが、皆同じ気持ちだと思います。ママ友も出来ました。転勤族にとってこのような会は本当に有難いと思いました。平日仕事の主人は、いつか参加したいと言いながらも、結局一度も参加する事が出来ませんでしたが、是非今後のお母さんクラブで、お父さんの都合が合えば家族皆でかわむらこどもクリニックを身近に感じて勉強するチャンスですので、家族全員参加を提案したいと思っています。
 恥ずかしい話ですが、年末になると体調を悪くしやすいようで、毎年御用納め直前に家族皆でお世話になっておりました。娘の微熱、私の熱、主人は風邪と言う事で、スタッフの皆さんの休憩室に布団を敷き、点滴しながら家族皆で寝た想い出もありました。水痘で隔離室の経験もありました。未だお邪魔してないのが、レントゲン室と川村先生邸です。今後のお母さんクラブの企画として、「先生宅訪問」を提案したのですが、どうも実現しないまま仙台を離れてしまう事になりました。
 転勤する事になり、このように沢山の想い出のあるクリニックに通えなくなる寂しさを考えると、とても辛いですがネットの環境があるので、何処に行っても不安はありません。「いつでも、相談の窓口は開いているので大丈夫です。これからも、しっかり頼ってください。」と嬉しいメールも先生から頂きました。今後も身近に先生を感じていられそうで心強いです。これからも引き続き親子共々宜しくお願い致します。

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