かわむら こども クリニック NEWS  平成16年 1月号


新しい年に向けて2004

  毎年恒例ですが、新しい年に向けてと題して昨年を振り返ってみます。昨年は怪我や病気もなく、スタッフの移動もなく安定した一年を過ごすことが出来ました。
 昨年の話題の第一は、8月30〜31日に開催された日本外来小児科学会の成功でした。準備から開催まで2年でしたが、とても短く感じられました。参加者が1600人を越えるほどの盛会のうちに、終了することができました。学会の総務で忙しさもひとしおでなかったのですが、その分だけ大きな達成感が得られました。新聞でも紹介しましたが、解散のときには涙が止らなくなりました。このような大きな感動、本当に久しぶりでした。当院のスタッフの協力も大きな力となったことは言うまでもありません。
 次は、東北放送ラジオのレギュラー出演です。毎月第1木曜日に、スタジオに出向いての生放送です。藤澤智子さんがパーソナリティをつとめる番組のコーナー「くらしのめあて」を担当しています。この番組は10〜15分の時間で、こどもの病気の話題について取り上げています。普通の医療の番組とは違い、病気や対処法の話だけでなく、自分の考えを伝えることができるのがとても魅力的です。司会の藤澤さんは本当に明るい人で、こちらで自由に話をさせてもらっています。今まで、予防接種の話、麻疹、インフルエンザなどの話をさせてもらいました。もうしばらく続く予定です。毎月第一木曜日13:20頃(多少時間が変更になることもあります)からです。どうぞ、お聞きになってみてください。何か取り上げてもらいたい話題等がありましたら、受付までお願いします。待合室で放送内容を紹介したいと思います。乞う御期待。
 ラジオ放送を、もう一つ。4月7日〜11日まで、「健康ワンポイント」が共同通信社の企画でニッポン放送で放送されました。東北放送始め、各地でも放送されました。小児科にかかるときの注意、風邪、上手な薬の飲ませかたなどについての話です。この放送の内容をまとめた新聞記事(待合室に掲示)が共同通信社から配信され、河北新報にも載ったのでご覧になられた方もいるかと思います。こちらも、放送内容を紹介したいと思っています。
 仙台リビングでも毎月第1週の「リビングウエルネス通信〜子どもの健康〜」を担当しています。このコーナーは読者から寄せられた質問に答えるカタチで、回答と解説を行っています。
 次は、豊橋市の育児支援情報誌「ママゴン」です。どうして豊橋市なのと、思うかもしれません。これはホームページの効果です。当院のHP見たことが、依頼のきっかけとなったようです。このような遠くへの情報発信ができるなんて、ほんと不思議な気持ちです。−名医が語る−お母さんへの手紙のコーナーです。フルカラーのページで毎回顔写真と「小児科医がやさしく教える 赤ちゃんこどもの病気」が載っています。待合室に見本誌を置きますので、ご覧になってみてください。
 そして、「かわむらこどもクリニックHOMEPAGE」のアクセス数が昨年12月に、ついに50万件を突破しました。1996年1月15日にHPを開設して、もうすぐ8年になります。当初は海のものとも山のものともわからない状況でした。多くの人たちに支えられて続けています。
 いつの間にか、当院も2月20日で11年になり、再び新しい10年を踏み出し始めます。毎年“漫然と同じことの繰り返しでは、進歩がありません。”と書いています。これから、また何か新しいことが出来るか、性懲りもなく考えているところです。お母さんたちもこどもたちのため、何か一つ新しいことに挑戦してみましょう。新しいことが出来なくても、一つ一つの小さな積み重ねの大切さも大事にしたいことです。子どもたちを取り巻く環境は必ずしも良好ではありません。今年は皆さんにとっても自分にとっても、ますますよい年になることを願っています。

クリニック NEWS コーナーに戻る